ぶどうの力強さ、ナチュラルな味わいを大事に醸されたヴァケラス
色合いは遒剖瓩で嗣な紫。鼻を近づければ、「力強さ」 が上がってくる。
力強い果実香、力強いアルコール感、力強い樽香。どれも主張が強く、太陽の豊かな光が大地を暖め続ける朗らかな南仏の空気がそのままワインに詰まっています。
口に含むと、最初の感触からすでにストレートに、旨味がグワっと弾け広がります。その旨みは、ぶどう果汁の ナチュラルな味わいをしっかりと引き継いでいます。このワインがまだ根を張って土に埋まっていて、絶えず土の養分を吸い続けてボトルに送ってくれているような思いがします。
樽香は真新しい若木の香りを添えて強く存在しても、果汁が存分にワイルドなお陰で、この強い樽香すら横に並べばさりげなく感じられるほど。
スタイリッシュな味わいよりも、ぶどうの持つ自然な美味しさを醸し出す、エリック・ブルタン氏の姿勢がよく現れたヴァケラス。
産地:フランス コート・デュ・ローヌ地方ヴァケラス村
アヴィニョンより北⻄へ 40km
品種:グルナッシュ60%、シラー27%、ムールヴェードル10%。白ワイン3%
味わい:フルボディ
醸造・熟成:手摘み収穫、選果、100%除梗、24 か月熟成のうち12 か月は木樽(一部 熟成 新樽)、12 か月はコンクリートタンクにて熟成
畑:粘土泥質や砂質土壌、80 年超えの古木をメインに無農薬栽培 手摘み収穫
容量:750ml
出荷:当日〜2営業日出荷
生産者情報 ルーカス・トゥンバ Roucas Toumba
オーナーのエリック・ブルタン氏は、代々続生産者く葡萄農家から2000年にワイン造りを始めました。18 世紀の古文書にも記録のある家の名前、古いプロヴァンス語でルーカス・トゥンバ(落ちてきた岩の意)をその大事なワイナリーの名前としました。
エリック・ブルタンは、ヴァケラスの畑育ちですが、他の南ローヌの生産者達とはちょっと雰囲気が違っています。彼はワイン生産者でありながら、絵を書き、クラシック音楽を聴き、写真を撮り、詩を書きます。
自然をこよなく愛する温かく繊細な感覚の持ち主です。
エリック・ブルタン氏がわずか14.5ヘクタールの畑をたった一人で経営し、
ブドウ栽培から醸造、瓶詰め、ラベル貼り、コルク打ちまで全て手作業のもと行われ、地元の親戚友人を中心に愛飲されていたという幻のワイナリー。フランスではパリを中心に知る人ぞ知る入手困難なマニアのワインとなっているそうです。
すべての畑において除草剤や農薬の使用は一切せず、収穫はもちろんすべて手作業で行っています。
現在、ヴァケラスを中心に所有する畑面積は16ヘクタール。土壌は、粘土泥質や砂質土壌。ブドウは50年超えの古木をメインに無農薬栽培したグルナッシュ、カリニャン、シラー。
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