基本的にシャンボール・ミュジニー村のLes Graviers (レ・グラヴィエール)、サントネイ村のLes Vaux (レ・ヴォー)などの3区画のアッサンブラージュ。
標高240〜300mで総面積2.0ha。マセラシオンは2時間のみ。
その後、自然酵母で発酵。10ヶ月の樽熟成(約10%の新樽)。
オリ引き、軽いフィルタリングの後にボトリング。
ACブルゴーニュながら、驚くほどの豊かなアロマと長く深い余韻に包まれます。コストパフォーマンスは最高です!
産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:シャルドネ100%
容量:750ml
オーガニック;有機農法 ビオディナミ
生産者情報 フレデリック・マニャン Frederic Magnien
ルロワのワイン造りを理想とし、ルロワから栽培責任者が移籍
ブルゴーニュの多くの造り手が「フレデリック・マニャ ン」の成功を羨んでいる。同時に近年のワインの大き な変化に驚いている。 1 代でドメーヌを築き上げたシャブリの重鎮「ジャン・ マルク・ブロカール」も「フレデリック」の仕事と情熱を絶賛しています。
『昔のヴィニュロン以上に畑で働く。だから彼はいつも日焼けしている。一時期悩んでいたようだが今は焦点が定まった!ワインを飲めば解る』
「フレデリック」は全てのブルゴーニュの畑、区画、そ して所有者まで知っています。
毎日、畑に出て自分の 足で条件に合った畑を探し出し、所有者と交渉するということを 10年以上繰り返してきたから。 彼等は畑の所有者から委託を受け、栽培チームを派遣し、畑の管理を全て自分達で行う新しい形のネゴシアン。書類上はネゴシアンだがドメーヌと変わらない仕事をしています。
『栽培責任者はルロワにビオディナミを導入した人で 30 年以上ルロワの栽培を指揮してきた。より繊細で果実のピュアな部分を重視したワインに進化していきたい』
ネゴシアンとして土壌を表現するためには従来の葡萄買いや樽買いでは不可能。栽培から関わり、理想の葡萄を育て、理想のタイミングで収穫することがで きなければ理想のワインはできない。
土壌の表現に拘る「フレデリック」。
100 年前に決められた AOCには納得していないようで、その枠に収まらない取組も始めました。
鉄の多い畑から造ったワインに「クール・ド・フェ―ル (鉄)」。石の多い畑を合わせたワインに「クール・ド・ロッシュ(石)」。そして、粘土の強い畑のワインには「ク ール・ダルジール(粘土)」と表記しています。
『ヴィラージュ・ワインを造る時、村の個性以上に各畑の土壌の個性が勝ることがある。それならばその事実を表記するべきだと思った』
畑を選ぶ時に土壌と樹齢を最も重視しています。
『ヴィラージュ・ワインでも最低40年の樹齢が条件。 土壌の個性を表現するにはある程度根を伸ばす必要もあるし、樹勢を落とし、樹中の水分量を減さなければならない』
DRCよりルロワ
10年以上前から有機栽培を取り入れ、太陰有機法 に従った栽培や醸造を行ってきた。最近の「フレデリ ック」はより自然で人為的介入を少なくする方向に向かっています。
『D.R.C よりルロワが好きだ。1 点の汚れもない完璧に整理整頓されたワインよりも、欠点があっても伸びやかで定規で測れないワインが好き』
通常、春に葡萄房が形成され始めるとツルの先端を切り落とし、ツルを伸ばす為に使う養分を葡萄房に使わせるようにするが、葡萄の生育を促す栽培法で ほぼ全ての造り手が導入しています。
『春の摘芯もやめた。養分の分配は葡萄樹が自分でやる。人間がやるべきではないし、ツルを切られることのストレスの方が大きい』
ワイン造りは造り手の趣向やトレンドを極力排除した自然な形でありたいため、醸造はグラン・クリュもACブルゴーニュも基本的に変わりません。
お酒は20歳から。未成年者への酒類の販売は固くお断りしています。
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